マンション管理士会って、何なんだ?①

マンション管理士

マンション管理士を目指す人はもちろん、合格した人にとっても気になるところが、”マンション管理士会”の存在ではないでしょうか。

所属しないといけない、というものではないけれども、

「所属しないと仕事が取れないのではないか?」
「重要な情報が入ってこないのではないか?」

というような不安があるという方も少なくないことでしょう。

ちなみに、私の場合は、所属している会社から経費として入会金や年会費を支払ってもらえることになったので、ひとまず登録してみようといったところですが、管理士会に入会したのでした。

そこで、今回は、まだまだ新参者の私ではありますが、現在の私が思うマンション管理士会について、後学者のために書き残しておこうかと思います。

つまるところ、マンション管理士会って、何なんだ?

まず、マンション管理士会とは、何なのか?

…いまのところ、よくわかりません。

実際、よく似た名前の〇〇管理士会とか、都道府県より大きいくくりでの管理士会とか、googleで検索すればいろいろと出てきます。

ただ、一番市民権を得ているというか、”公式”的な管理士会としては、

日本マンション管理士会連合会(日管連)の直系にある地方の管理士会

が、いわゆる一般的な”マンション管理士会”だということで良いのだろうな、と思います。

基本的には、日管連が主体として行政への働きかけなども行いつつ、マンション管理士の地位や職域を確立させるという目的で活動が進められ、その流れが地方の管理士会に伝播する、といったところでしょうか。

ただ、地方の管理士会といっても、そもそもまだ日管連直下の管理士会が存在しない都道府県(和歌山県など)もありますし、マンション管理士という資格がまだまだ発展途上であることを思い知らされる次第ではあります…笑

マンション管理士会に所属すると、どうなるの?

日管連そのものについてはまだまだよくわかりませんが、とりあえず、マンション管理士会に所属すると、月に1回の管理士会に出席することになります。

そこでは、マンション管理業関連の大きなニュース(最近ではADR関連のニュースが入ってくるのがありがたい)や、本部のような存在である日管連の動きなどが伝えられたり、所属するマンション管理士会内部の活動報告や、さらにその地方支部の活動報告などがあります。

その後、1時間程度の勉強会(割り振られた担当が各自テーマを決めてプレゼン的に発表する形式のようです)が行われ、解散。

その他、マンション管理に関する無料相談会やセミナーの開催なども管理士会(や所属する一部の管理士)の主導で行われるものがあります。

日管連所属のマンション管理士会に入会することで、「マンション管理適正化診断サービス」などの業務が割り振られることもあるようですし、現状で”まったく仕事につながらない”ということでもないようには思います。


上記が、非常にざっくりしたものではありますが、マンション管理士会について私が現在感じている、目に見える活動というか、構成のようなものです。

ちなみに個人的には勉強会はありがたいものだと感じますが、自分の番が回ってくる可能性もあるとすると辟易しますね…笑
実務経験もないうえに、現状では管理士とは別の仕事を行っているわけですから、なかなか難しいものがあります。

そもそも担当が回ってくるものなのかどうかもよくわかっていませんが。

今後、管理士会とどう関わっていけるのか

自分で記事を書いていて、やはり、まだまだ管理士会についてはわからないことだらけだなぁと感じます。

というのも、自分が専業の管理士でないからなのでしょうか、なんだかとても一歩を踏み出しづらいのです。

会の制度などについてわからないことがあれば、質問すれば丁寧に答えていただけますし、臆することはないということはわかるのですが。

現状では平日の日中に何か管理士会の手伝いができるというわけでもないですし、無料相談会も基本的に専業管理士でなければ参加できない時間帯なので。

ちなみに、「マンション管理適正化診断サービス」については、日管連の研修を受けて”診断マンション管理士”というものに認定されなければならないのですが、現在はその制度の調整期間らしく、研修を受けられない(無理に受けても近々新制度での研修を受けなおさなければならない)そうなので、今が特にエアポケット的で、管理士としての仕事につながりづらいタイミングなのかもしれません。

私も今後マンション管理士として活動したい気持ちは強く持っている方ですし、管理士会とうまく連携をとって、自分の仕事ができるようになればよいのですが。

管理士会には、深く関わろうとすれば受け入れてくれる受け皿はあるけれども、管理士の側から能動的に踏み込まないとどうにもならない、というような感じでしょうか。

ひとまずは診断マンション管理士になれる新制度での研修が開始されたら、すぐに飛び込んでみようと考えています。

そこからどうなるか、ですね。

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