マンション管理士会って、何なんだ?②

マンション管理士

とても早いもので、マンション管理士試験に合格し、管理士会に所属してから1年ほどの月日が経過しました。
管理士会に所属したものの、序盤は右も左もわからない状態ですし、会社もちょっと慌ただしくなっていたので、ほぼ何も動けず。

でも、月に一度の定例会にはなんとか顔を出し続け、少しずつ他の管理士とも交流が持てるようになってきました。
そうして実際に肌で感じたことのなかで、で面白いのが、当サイトのテーマでもある「マンション管理士って、何なんだ?」という疑問を多かれ少なかれどの管理士も胸に抱えているということです。

あくまで個人的な所見ではあるのですが、弁護士や司法書士ほど、士業として業務が確立されているわけでもなければ、一般的に資格が認知されているわけでもない。

そして、この分かりきっている現状について、そもそも

“マンション管理士の地位の向上を!”

というのが、根本にして最大の課題になっているのだな、と感じます。

ただ、それを課題とするに至る理由が、各管理士によってそれぞれに違っているところが面白いと思います。

これにはやはり、それぞれのマンション管理士において、

・実際にバリバリ業務を行い、顧問もこなしている
・定年退職後、新たな取り組みとして
・資格手当が出るから取得しただけ

などなど、様々なバックグラウンドを持っているメンバーが混在しているということが大きく影響しているのでしょう。
(このあたりについては、また別記事でもう少し触れたいと思います。)

もちろん、これだけならどんな士業・資格においても当てはまることなのだとは思います。

しかし、私が所属するマンション管理士会においては”お金に固執しないサービス業”であろうという気持ちを持つ管理士が多い、と自分の肌で感じています。

非営利/営利の是非というのは、なかなか難しい問題だとは思いますが、個人的にはサービスについて対価を求めることが卑しいことだとは思いません。

むしろ、自由にできる余白が大きいなのだな、というのがわかっただけでも、この1年で得られて良かったと思います。

そして、会社員としての自分から一歩踏み出す機会が濃厚になって参りました。
1年前に比べると、少ないながらも管理士としての同士も増え、様々な業種とも交流させていただいていることを実感しています。

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